2024年9月1日日曜日

進次郎議員が総理?アハハと笑い飛ばしたい!

 メディアはなぜ進次郎議員を総理にさせたがる?

まるでサル山のボス選びでしかない自民党の総裁選。

自民党の総裁選がすぐ目の前に迫っている。立候補者の顔ぶれを見ると、いずれも新鮮さに欠けた顔ぶれで清新さがまるでない。目新しいと感じた「小林議員」の主張を聞いても、どこにこの国を背負う気概や主張があるのかと、その貧弱さに目や耳を塞ぎたいぐらいた。自分はこれまでと違う品種なんですといくら主張しても、自らのカルト教団指摘に狼狽えたり、裏金議員の登用まで仄めかすようでは、清新さはおろか刷新期待もできない見掛け倒しだということだ。学歴や経歴だけでは人物評価はできないことも証明された。


派閥解消後の選挙だから候補者が多い? メディアはそんな論調を繰り返すばかりで、自民党の本質的欠陥に触れようとしない。つまりは忖度していること。自民党をぶっ壊すと叫んでこの国を壊してしまった小泉純一郎以来、自民党には、この国をしょって立つような人物は存在しなくなった。政治ではなく、政争のみを目的とした人物が多数を占めるようになってしまったからだ。世襲などの弊害で、政治家ではなく政治屋が増えてしまったことも大きな要因となっている。

第一次安倍政権の教育介入などから、この国の民主主義の破壊が始まり、第二次安倍政権以後の自公独裁政治による官僚支配などで、この国の民主主義は今日のような危機的状態に陥った。その危機を招いた多くの要因が、メディア界のメディア魂の喪失だ。忖度することで生き延びようなどは、戦前の軟弱魂に逆戻りしていることを示すもの。今も続く、自公政権への忖度はあまりにも酷い。

今、起こっている「小泉進次郎総理実現!」誘導は、メディア界の良心欠如を如実に示すもの。つまりは「小泉劇場」の再来をメディア界がこぞって期待し、その実現に力を貸しているということだ。国民生活より視聴率稼ぎを選択した言うことになる。現に、統一教会問題や裏金問題を追及するメディアは少ない。

小泉進次郎議員の実力がどれほどのものかを、多くの国民は知らない。知っているのは、世襲議員(純一郎氏からの)で人気の上に胡坐をかいている人物ではなかろうか、ということぐらいだろう。この親の純一郎氏をしのぐ人気に、メディアはあやかろうとしているのだ。なんだかんだ言いながら、最終的には「進次郎議員をもてはやし」「総裁・総理への道」へと誘導しているメディア。この国の未来を、どこまで見据えているのかと問いたい。しっかりしろ日本のメディア。今、望まれているのは、メディア界の良心の回復と権力に媚びずもの言うメディア魂の復活だ。せめて、「改憲」主張の国会議員は、憲法第99条に違反してるぐらい、言ってほしいと思う。

青木理さんを招いて「教育と平和を考える」つどい

 【教育と平和考える「映画」と「対談」のつどい】

高島平九条の会の20周年記念行事として、掲載したポスター(チラシ)通りの企画をしました。主催は高島平ドキュメンタリー映画を見る会で、当会は協賛という形式をとって「つどい」実施いたします。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

ドキュメンタリー映画「教育と愛国」は、今の惨憺たるこの国の政情がなぜ引き起こされているのかを、教育(教科書)への政治介入と愛国教育の実態を明らかにすることで、その問題点を追及した作品です。鑑賞後には、どなたも、あまりにも酷い実情に唖然とし、この国の未来に不安を抱かれるのではないでしょうか。この作品を2年前に鑑賞した筆者は、以後今日に至るまでのこの国の歩みが、映画の指し示した危険な方向に進んでいることを実感として強く感じています。民主主義が壊されているという実感です。

「ジャーナリストの良識・青木理さん」と「忖度メディア界の中で真実を追求し続ける週刊金曜日」・文(ムン)編集長の対談は楽しみです。筆者は、TBSサンデーモーニングでの青木さんのコメントから、多くのものを学んでいますので大いに期待しています。



2024年4月16日火曜日

岸田外交は売国外交

バイデンと何を約束してきた?

 嬉々として「国賓待遇 」を満喫して帰ってきた岸田首相。

 バイデン大統領との約束事は、日本をアメリカに従属させるようなものばかりだった。まさに「売国的朝貢外交」そのもの。アメリカとの対等軍事同盟強化をうたいながら、不平等な「地位協定」に一言も触れることもなく、アメリカのイスラエルの蛮行支援に抗議するでもなく、あげくはウクライナ支援で窮しているアメリカの肩代わり支援まで約束して、ウクライナの「戦争継続」を促すなど、恥ずかしいとしか言えないお粗末さだった。

 私たちは、早速、抗議の糾弾チラシを配った。お読みください。






2024年4月5日金曜日

広げよう落選運動を!



(東武東上線常盤台駅で「裏金NO!下村NO!」と声をあげる板橋の市民たち-右端の黄色の小旗が当会の旗)

 衆議院東京11区からの選出議員は、あの下村博文氏。カケ学園からの200万円献金疑惑に7年たっても未だに答えていない、誠実さの最も足りない議員。

 今度の裏金問題でもまたまた疑惑のメンバーとして顔を出した。記者会見も開かず政倫審にも出席しないで知らぬ存ぜぬを決め込んでいたが、世論に抗しきれなかったのかとうとう「政倫審」に引っ張り出された。安倍派の中で浮いた存在となっているらしく、森元総理との不仲説などもあって、不満から真実を吐露するのではとの一部期待も持たれたが、やはり下村議員は保身第一の不誠実な人。何の真実も語らず、結局は党員資格停止1年の軽い処分で逃げ切る形となった。

 そんな下村議員を11区のを代表にはしておけないと、常盤台駅前には250名もの怒りの市民たちが集まった。参加者たちの「裏金NO!下村NO!]とのシュプレヒコールには、道行く人たちも共感し手を振ってこたえてくれた。

 集会に駆けつけてくれた「市民連合」の上智大学中野晃一教授は、今の腐敗の構造やこの国の危機的状況についてわかりやすく話してくれた。参加者たちは、賛同しうなずきながら大きな拍手で話に聞き入っていた。

 下村博文氏には、国会議員として板橋を代表する資格はない。真の代表を選ぼうと声が上がるのは当然だ。11区に相応しい清潔な人を代表に!


2024年3月23日土曜日

大山鳴動して....

腐敗した国会で膿を吐き出せないのなら自分たちの手で!

大山鳴動して鼠一匹出ずとは、今般の「政倫審結果」のような様を指す言葉。
分かり切ってはいたことだが、ここまでひどいと開いた口もふさがらない。それなら、自分たちの手で「ワル」を追い出そうと市民が動き出した。東京11区の市民たちだ。追い出しの対象になっているのは、これまでにも醜聞の多い元文科大臣の下村博文議員。なんだかんだと言い訳しながら政倫審逃れを続けていた下村博文議員だが、世論に抗しきれずいやいやながら政倫審に出席させられた。が、出席したその自己保身ぶりには、自民党からも非難が上がるなど、同議員の誠意のなさが目立った。
市民による腐敗議員への落選運動は、八王子を地盤とする「荻生田議員」についで2回目だ。同議員は裏金の最も多い議員だけでなく、統一教会ともズブズブの関係にある議員だ。落選運動が起こって当然だと思う。その荻生田議員には下村議員と共通することがある。それは、統一教会とかかわりが深く利権に結びついているということだ。こんな利権とカルトに支配されている連中がこの国の中枢にいて幅を利かせているのだから、国民は完全になめられている。許してきた我々国民にもその責任がある。だからこそ、追い落とすしかない。今の国会に自浄能力がない以上、自分たちの手で追い落とすしかない。



2024年2月23日金曜日

歴史の修正が急速に進んでいる

 政治的もめごとがあるから代執行で撤去したわけではない。右翼の圧力と歴史修正主義が撤去させたのだ!

会員の今井さんが、現地に行って抗議行動に参加してきた。

写真は今井さんが撮ってきた撤去された記念碑とその関連のもの。詳細の報告記事は本人に後日書いていただくが、このことで、この国の右傾化はすでに危険水域に達していることが証明された。

全国各地でも、同様の右翼や右派議員によるに圧力に屈した事例が数多く報告されている。例を挙げれば、ヘイト議員の杉田水脈のアイヌ民族攻撃や沖縄県民・朝鮮人への攻撃などが典型だ。彼女だけでなく、国会議員として存在していること自体が疑わしい議員も多い。国が滅びかけているときには、ものの善悪判断が曖昧になってしまうようだ。

群馬県知事は、記念碑があることでもめ事が起こるから撤去したと弁明しているが、この問題の本質は、彼が歴史修正主義者であるところにある。
もめ事があるのなら、そのもめごとの本質について議会で論議すればよいことだ。その論議すらしないで撤去するなどは、彼が、朝鮮人に対する偏見と侮蔑を持ち歴史を修正しようとしている証明だ。
東京の小池都知事の歴史改ざんもひどい。関東大震災時の朝鮮人大虐殺を認めないばかりか、その慰霊碑さえも認めようとしていない。いつか、小池も群馬と同じようにもめ事が多いからと、代執行による撤去を行うかもしれない。
歴史の改ざんは絶対に許されない!



2024年2月3日土曜日

政治資金といえば裏金も浄化?

 フザケルな自民党(岸田)!

 左の表は、ネット上で拡散されている自民党裏金議員の金額別ランキングだが、正確だとは言い難い。出回ってからも修正が相次いでいるからだ。あのヘイト議員の杉田水脈や金欲ボケの二階議員などの金額は大幅に変わっているとのこと。さもあらんと納得ができる
 ここで注目すべきことは、これらの発表(自己申告も含む)が、派閥会計責任者や秘書・高額議員などの起訴がほぼ確定してからということだ。勘ぐれば、不起訴になることを確認してから、明らかにしたということだ。もし、そうならば、姑息すぎて非常に腹立たしい。
 国会質問でも取り上げられていたが、彼らの裏金は、政治資金などでは決してない。政治資金ではないから裏金としたのだ。だから、個人所得(一時所得ないし雑所得)として扱うべきで当然確定申告が必要になる。それなのに、卑劣なことに政治資金報告に不正確な記載があったので修正するとして、その裏金を政治資金だったと言い出している。国民をどれほど愚弄するつもりかと、怒りが収まらない。
 あのインボイス制度はなんだ、あの執拗なマイナンバーカードの押しつけはなんだと怒鳴りつけたくなる。いずれも国民を丸裸にして、骨の髄まで搾り取ろうとの魂胆からではなかったのか。本当に自民党政治は汚い!岸田フザケルではない!